ゲームデイ優勝です
2016年2月14日 Magic: The Gathering 前日のフライデーでプレリリース以来のMTGをし、そこで揉まれたりした結果、伝染性渇血症デックウィンはイケる! と判断してゲームデイにも出る決意をしました。
ちなみに、仮想敵と思っていた相手のダークジェスカイはライフゲイン積み積みの5色ドラゴンとなっていました……なんだそのデッキ……しかも強くてFNM優勝していたし……。
それでも、環境にあるであろう一定上のデッキパワーをもった相手を想定することは、デッキを作る上で有効な道筋ではないかなあ、と思いました。
FNMの後、ラーメンを食べてデッキの調整をして寿司をたべて寝て起きて送ってもらって仙台のホビーステーションに到着! その場でサイドボードをでっち上げて、いざ初ゲームデイ!
使用デッキは前の記事で書いたリストの通りです。
1回戦 フル無色○○
1本目 遅いゲームプランの相手だったので、伝染性渇血症をつけた生物で殴って勝ち。
2本目 盤面が膠着してしまい、互いに飛行機械トークンの差し合いによるシビアなゲーム展開に。最終的にはギデオンのトークンが並び、相手が1体余計に飛行機械トークンを殴ってきたところをギデオンの紋章で勝ち。1点やトークン1体が勝敗の差を分ける、息つまるゲームでした。
相手のデッキはトークンを出す土地などで見た目以上に戦線構築能力が高く、ウギンのぶっぱなしが決まると普通に強そうだなと思いました。速いデッキを使っていてよかったって感じです。そして以降の戦いも、デッキのスピードの差が生きていくことになります。
2回戦 緑タッチ赤ランプ○×○
1本目 多少立ち上がりに出遅れましたが、道の探求者と搭載歩行機械にそれぞれ感染性渇血症をつけて押し込んで勝ち。流石に相性が良かった
2本目 コジレックリターンを決められて負け。相性とは
3本目 横枝を出されて多少うっっとなったけど、先行でマナカーブ通りに展開して5枚で土地がぴったりと止まってサルカンとロックを順番に出せたので勝ち
ランプ相手に焦熱の衝動をどれくらい抜くか悩みます。抜いた時に限って横枝出されるし……
3回戦 バント大変異カンパニー○×○
1本目 伝染性渇血症と搭載歩行機械がうまい具合に噛み合う。地上が3/3集団で埋め尽くされていたけれど、上から殴って勝ち
2本目 カンパニー相手に月光を使うのをためらったせいで負け。今考えればちょっと怯えすぎたムーブです……
3本目 赤単みたいな動きをしてライフ差つけたあと、灰雲のフェニックスが削りきって勝ち。フェニックス強いです
反射魔導師がある相手に感染性渇血症を抜くかどうか少しむつかしいです。当然抜くべきだと思ってみたけれど、打点がイマイチになってしまうという事態に。どうせソーサリータイミングだと割り切ってぶん投げるべきだった気もしないではない……
4回戦 赤黒ドラゴン ID選択後フリープレイ
殴り合いだとまあ道の探求者が除去されない限り負けないって感じでした。2-1で勝ち。まあフリープレイですから
2位でスイスラウンド通過 決勝に! 予選を負けなしで通過できたため、決勝戦ではだいたい先行を選択できる有利な感じになりました。
決勝1回戦 ラリー○×○
1本目 辛うじてライフが吸い着られず、プレインズウォーカーで勝ち
2本目 アブザンの隆盛で心が折れて、時間を見てたたむ
3本目 相手マリガンからこっち赤単みたいな動きをして勝ち
反省ですが、プレインズウォーカーを扱う挙動が雑すぎました。白状すると、このラウンド以外にも1回怪しいことになりました。今後は特に意識して、丁寧なプレイングを心がけます。
準決勝 マルドゥ×○○
1本目 準決勝卓にいる全員がマリガンをするという珍事が起こる。もしかしたらこれが予兆だったのかもしれない……。まあ先行とれてしかも赤単なムーヴができて、相手のライフが残り2点! ……といったところでカリタス降臨。赤単みたいな動きができるとはいえそれと違いこっちには本体火力などなく、サルカンをトップデッキすることもできずにそのまま負け。カリタスは、ダメ。あれはダメだよ、だめ
2本目 2度目の先行はマナカーブ通りにうまくサルカンまで繋ぐことができて、そのまま勝ち。サルカンはいいぞ。
3本目 相手のデュレスで晒されたこちらの手札が、伝染性渇血症と勇敢な姿勢。場にはこちらの生物がいるというのに、相手が選んだのは勇敢な姿勢……ってこれ、相手の手札にカリタス入ってるってことですよね……と死にそうになりながらの次のターンのツモがなんとピン差しの正義のうねり!!! 大興奮をなんとか押し隠して、出てきたカリタスをなんとか処理。相手はマルドゥの魔除けを握っていたので、もしもそれをデュレスモードで撃たれていたら負けでしたね……その後飛行機械トークンで殴って勝ち!
たまに赤単みたいな動きになるのがいい感じですね、このデッキ(1本目はそれで負けましたけどね)。それとの兼ね合いもあって、土地2枚なら場合によってゴーできるのが楽です。偉いです
決勝 白黒無色コントロール○×○
奇しくも相手は、前日FNMでもあたっており、かつ土曜日に仙台まで送っていただいた方でした。
前の記事に書いたとおり、ぼくは白黒無色デッキの製作を諦めた経緯があります。それと同じ色で、スローゲームに持ち込むというプランでまとめ上げた相手は、なにか宿命的なるものを感じました。
1本目 先行でマナカーブ通りの展開で勝ち。前日で当たった時から、相性自体は悪くないと感じていました。
2本目 土地の引き過ぎで負け。その日の他の対戦で妙に土地を引きすぎなかったのは単なる運だと悟りました。トークンを溶かすエンチャントを見て、サイドプランを更に変更
3本目 激しい除去をくらい、先に息切れをしてしまいました。……が、その後相手の精神背徳2つと難題の予見者、強迫がそれぞれ全部空振りし、互いにデッキトップ勝負に。後引きのフェニックスと赤白ミシュラランドでライフを優位にし、サイドインした赤包囲でデッキを彫り進め、最後は飛行機械トークンでライフを削りきれました。これで優勝です!
自分で考えたデッキの有用性を証明できたという感慨があります。これからは胸を張って、自信を持って、変なデッキを作っていきたいと思います。そしてたまにDNで長々と自作デッキを解説するかも……
・ 総括
基本的に、この伝染性渇血症デックウィンは、遅い相手に有利だということがわかりました。あるいは、苦手な相手にも赤単なムーヴでデッキを気にせず勝つ、という可能性があるのも強みですね。
また、縦にも横にも(そして時間軸に対して並行にも)打点を伸ばす都合上、あまり有効なサイドプランを取られづらい、という感覚がありました。トークンを溶かすエンチャントでさえも、全然致命的ではない感じです。
想像以上にタフなデッキができたようで、とても嬉しいです。
金曜日から数えて、とても楽しい2日間を過ごすことができました。
パーツを貸してくれたこばゆいくん、前日泊めてくれた蘇我くん、送っていただいたEさん(なんて読んだらいいのか、名前を出していいのかわからないのでこれで)、そして対戦していただいたみなさん、ありがとうございました!
ちなみに、仮想敵と思っていた相手のダークジェスカイはライフゲイン積み積みの5色ドラゴンとなっていました……なんだそのデッキ……しかも強くてFNM優勝していたし……。
それでも、環境にあるであろう一定上のデッキパワーをもった相手を想定することは、デッキを作る上で有効な道筋ではないかなあ、と思いました。
FNMの後、ラーメンを食べてデッキの調整をして寿司をたべて寝て起きて送ってもらって仙台のホビーステーションに到着! その場でサイドボードをでっち上げて、いざ初ゲームデイ!
使用デッキは前の記事で書いたリストの通りです。
1回戦 フル無色○○
1本目 遅いゲームプランの相手だったので、伝染性渇血症をつけた生物で殴って勝ち。
2本目 盤面が膠着してしまい、互いに飛行機械トークンの差し合いによるシビアなゲーム展開に。最終的にはギデオンのトークンが並び、相手が1体余計に飛行機械トークンを殴ってきたところをギデオンの紋章で勝ち。1点やトークン1体が勝敗の差を分ける、息つまるゲームでした。
相手のデッキはトークンを出す土地などで見た目以上に戦線構築能力が高く、ウギンのぶっぱなしが決まると普通に強そうだなと思いました。速いデッキを使っていてよかったって感じです。そして以降の戦いも、デッキのスピードの差が生きていくことになります。
2回戦 緑タッチ赤ランプ○×○
1本目 多少立ち上がりに出遅れましたが、道の探求者と搭載歩行機械にそれぞれ感染性渇血症をつけて押し込んで勝ち。流石に相性が良かった
2本目 コジレックリターンを決められて負け。相性とは
3本目 横枝を出されて多少うっっとなったけど、先行でマナカーブ通りに展開して5枚で土地がぴったりと止まってサルカンとロックを順番に出せたので勝ち
ランプ相手に焦熱の衝動をどれくらい抜くか悩みます。抜いた時に限って横枝出されるし……
3回戦 バント大変異カンパニー○×○
1本目 伝染性渇血症と搭載歩行機械がうまい具合に噛み合う。地上が3/3集団で埋め尽くされていたけれど、上から殴って勝ち
2本目 カンパニー相手に月光を使うのをためらったせいで負け。今考えればちょっと怯えすぎたムーブです……
3本目 赤単みたいな動きをしてライフ差つけたあと、灰雲のフェニックスが削りきって勝ち。フェニックス強いです
反射魔導師がある相手に感染性渇血症を抜くかどうか少しむつかしいです。当然抜くべきだと思ってみたけれど、打点がイマイチになってしまうという事態に。どうせソーサリータイミングだと割り切ってぶん投げるべきだった気もしないではない……
4回戦 赤黒ドラゴン ID選択後フリープレイ
殴り合いだとまあ道の探求者が除去されない限り負けないって感じでした。2-1で勝ち。まあフリープレイですから
2位でスイスラウンド通過 決勝に! 予選を負けなしで通過できたため、決勝戦ではだいたい先行を選択できる有利な感じになりました。
決勝1回戦 ラリー○×○
1本目 辛うじてライフが吸い着られず、プレインズウォーカーで勝ち
2本目 アブザンの隆盛で心が折れて、時間を見てたたむ
3本目 相手マリガンからこっち赤単みたいな動きをして勝ち
反省ですが、プレインズウォーカーを扱う挙動が雑すぎました。白状すると、このラウンド以外にも1回怪しいことになりました。今後は特に意識して、丁寧なプレイングを心がけます。
準決勝 マルドゥ×○○
1本目 準決勝卓にいる全員がマリガンをするという珍事が起こる。もしかしたらこれが予兆だったのかもしれない……。まあ先行とれてしかも赤単なムーヴができて、相手のライフが残り2点! ……といったところでカリタス降臨。赤単みたいな動きができるとはいえそれと違いこっちには本体火力などなく、サルカンをトップデッキすることもできずにそのまま負け。カリタスは、ダメ。あれはダメだよ、だめ
2本目 2度目の先行はマナカーブ通りにうまくサルカンまで繋ぐことができて、そのまま勝ち。サルカンはいいぞ。
3本目 相手のデュレスで晒されたこちらの手札が、伝染性渇血症と勇敢な姿勢。場にはこちらの生物がいるというのに、相手が選んだのは勇敢な姿勢……ってこれ、相手の手札にカリタス入ってるってことですよね……と死にそうになりながらの次のターンのツモがなんとピン差しの正義のうねり!!! 大興奮をなんとか押し隠して、出てきたカリタスをなんとか処理。相手はマルドゥの魔除けを握っていたので、もしもそれをデュレスモードで撃たれていたら負けでしたね……その後飛行機械トークンで殴って勝ち!
たまに赤単みたいな動きになるのがいい感じですね、このデッキ(1本目はそれで負けましたけどね)。それとの兼ね合いもあって、土地2枚なら場合によってゴーできるのが楽です。偉いです
決勝 白黒無色コントロール○×○
奇しくも相手は、前日FNMでもあたっており、かつ土曜日に仙台まで送っていただいた方でした。
前の記事に書いたとおり、ぼくは白黒無色デッキの製作を諦めた経緯があります。それと同じ色で、スローゲームに持ち込むというプランでまとめ上げた相手は、なにか宿命的なるものを感じました。
1本目 先行でマナカーブ通りの展開で勝ち。前日で当たった時から、相性自体は悪くないと感じていました。
2本目 土地の引き過ぎで負け。その日の他の対戦で妙に土地を引きすぎなかったのは単なる運だと悟りました。トークンを溶かすエンチャントを見て、サイドプランを更に変更
3本目 激しい除去をくらい、先に息切れをしてしまいました。……が、その後相手の精神背徳2つと難題の予見者、強迫がそれぞれ全部空振りし、互いにデッキトップ勝負に。後引きのフェニックスと赤白ミシュラランドでライフを優位にし、サイドインした赤包囲でデッキを彫り進め、最後は飛行機械トークンでライフを削りきれました。これで優勝です!
自分で考えたデッキの有用性を証明できたという感慨があります。これからは胸を張って、自信を持って、変なデッキを作っていきたいと思います。そしてたまにDNで長々と自作デッキを解説するかも……
・ 総括
基本的に、この伝染性渇血症デックウィンは、遅い相手に有利だということがわかりました。あるいは、苦手な相手にも赤単なムーヴでデッキを気にせず勝つ、という可能性があるのも強みですね。
また、縦にも横にも(そして時間軸に対して並行にも)打点を伸ばす都合上、あまり有効なサイドプランを取られづらい、という感覚がありました。トークンを溶かすエンチャントでさえも、全然致命的ではない感じです。
想像以上にタフなデッキができたようで、とても嬉しいです。
金曜日から数えて、とても楽しい2日間を過ごすことができました。
パーツを貸してくれたこばゆいくん、前日泊めてくれた蘇我くん、送っていただいたEさん(なんて読んだらいいのか、名前を出していいのかわからないのでこれで)、そして対戦していただいたみなさん、ありがとうございました!
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